国技で勝つということ

ダブル金メダリストとなった、日本柔道の野村&谷。

柔道は日本から始まったものの、国内の柔道人口は減る一方、フランスを代表とする他国勢が柔道を熱心に取り入れてきた結果「弱小ジャパン」となりつつあった。

純粋な心の象徴であった白い柔道着も、もっとテレビ受けが必要、判りやすくしないと駄目だと他国にプレッシャーをかけられていつしか「青 VS 白」という滑稽な状態に。試合によって青の道着と白の道着を着替えるなんてアホな話があろうか。レース周回ごとに車を乗り換えるF1ドライバーはいないと思うのだが。

シドニーではドイエに篠原が決めた内股すかしが外国人審判に理解されず、まさかの一本負け。技の見極めすらできない審判なんて要らない。しかし、国際社会の中で変化していく柔道はいまや「Judo」であり、国内の柔道連盟が何を言ってもIOC審判の判定が覆されることは無い。

そんな中、柔道を生み出した国がJudoで金を取ったのは非常に清々しい。

シドニー決勝で内股を決め、表彰台に母の遺影を掲げた強く優しい柔道家の井上も、是非今年も文句のない一本勝ちをすることを願う。

あらためて、柔道最高。3Kだの臭い汚いかっこ悪いだの悪口を言われるスポーツでもあるけれど、この熱さはK-1やらPrideやら、最近流行りの総合格闘技なんて目ではない!

Silent-Rainさんも野村について

「3大会連続金メダルなんて先にも後にも野村選手だけではないでしょうか?スピードが命の軽量級でこの偉業を成し遂げたことがまたすごい!!身体の衰えを全く感じさせずに,8年間最強であり続けた野村選手の努力は想像を絶するものがあると思います。」

と書いているけど、オリンピックで金を3回連続で取るのは一つの格闘技で8年間も最強でい続けるのと同じなわけで、その努力たるや想像を絶します。今日負けた井上康生も、4年後の北京で「あの時負けたから強くなった」と言って返り咲いて欲しいです。

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このページは、georgeが2004年8月15日 09:39に書いたブログ記事です。

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