« 事件は現場で解決してるんだ | メイン | 明日のジャズマンのために その1 »
2004年09月30日
世界は自分で変える。
Changing The World by : Unknown
When I was a young man, I wanted to change the world.
I found it was difficult to change the world, so I tried to change my nation.
When I found I couldn't change the nation, I began to focus on my town.
I couldn't change the town and as an older man, I tried to change my family.
Now, as an old man, I realize the only thing I can change is myself,
and suddenly I realize that if long ago I had changed myself,
I could have made an impact on my family.
My family and I could have made an impact on our town.
Their impact could have changed the nation and I could indeed have changed the world.
--
問題解決。
重大な問題解決のために、SEも営業も、マネジメントから現場まで昼夜頑張っている。SEはSEの立場から、営業は営業の立場から、各々の立場だけを考えて発言すると、必ずケンカになる。「現場は上の立場を判ってない」「営業は金をロスすのが恐いだけだ」「SEは金に対して無頓着だ」等、全員が「正しい事」を言いながらも、お互いにとって妨害となる意見を言ってしまう。
問題が解決するまでの間、朝晩2時間アメリカと日本で電話会議をしていた。
度々、技術サイドと営業サイドが「日本語で会話させて」と言ったまま15分もの間アメリカをほったらかしにしている現状を目の当たりにしてストレスが溜まっていたが、一昨日の晩それが爆発した。
またもや電話の向こうのサポーター達を置いてきぼりにしてグダグダ議論している二人に、"Stop it, take it offline ! The guys in the US are waiting on us, and they are putting in valuable time for our support. TAKE IT OFFLINE !" と思わず怒鳴ってしまった。その後会議は元に戻り、アメリカ側も淡々と会議を続けてくれた。
怒鳴ってしまった自分も恥ずかしかったが、アメリカが全力で支援してくれているのに日本側の足並みが揃わないのを目の当たりにし、電話会議の雰囲気でアメリカにそれが伝わってしまっているのが納得できなかったため、その後日本の会議参加者にメールを送った。
内容は以下の通り。
-対立意見を持つ者同士は予め同意に達し、日本で一貫した意見をアメリカに出しましょう
-USに意見を言いたい人は電話会議30分前までに日本の全員にメールを出しましょう
-メールを出した人は電話会議開始15分前に会議参加しましょう
-対立意見を持つ人は同じく15分前に会議に参加し、互いに協議しましょう
-もしくは、いっそ全員15分前に会議に参加してもいいのでは?
という事で、結局日本側で15分前に会議を開始し、アメリカに伝えたいことを予め協議した。その結果、今まで最長2時間かかっていた電話会議が、過去最短時間の30分で終わった。その後の3回の会議も、長くても55分、短い時は40分程度で終わった。
周りの環境に我慢できなくて、最初はクビを覚悟で社長に直メールを打とうかと思ったぐらいだ。
相談相手に「それは止めておいた方がいい、まずはもう少し下の人に」と言われ、躊躇した。
その後、会議で爆発し、キレた自分を反省し、なぜキレたかを診断し、プロジェクトを辞めたくなった。
でも、その後みんなに送ったメール一通で、全てを変えられた。
元々コミュニケーション希薄なチームだったが、日本だけで15分電話会議で会話するだけで互いの立場や考えを理解できるようになった。アメリカに「日本は一枚岩だ」というスタンスを示せた。いつの間にか、会議でイライラすることもなく、全員が(そこそこに)和やかで有意義な時間を過ごせるようになった。
自分から変われば、自分の近くの人達を変えられ、いつしかまわりの世界ですら変えられる。
2年前に僕に冒頭の詩を送ってくれた人は、そんな事を自ら感じていたのだろうか。
僕はこの辛いプロジェクトに入って、逃げ出さなくても、人に頼らなくても、世界を変えられる事を感じた。
投稿者 g_nagata : 2004年09月30日 23:36
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://kamesan.net/mt/mt-tb.cgi/206
コメント
こっちも変なセクショナリズム,成果主義が横行して困るよ(;_;).
興味のあること,成果が出ることにしか口をはさまないで,
責任問題が発生しそうなことには,スコープ外だと言って,
逃れるための言い訳をはじめる.
一丸となって顧客の問題を解決するというUSサイドの姿勢は
感動的だね.(コメント対象が違うかもしれないけど...)
会議について言うと,
俺もビデオ会議をやってて内輪でもめて紛糾することがある
けど,日本サイドで意見をまとめ過ぎるのも会議前会議に
なっちゃうので難しいところだね.
とはいえ,事前ネゴは必要だね.日本では会議や議論を論
理的に大勢で展開するという教育を受けてないので,”お前
わざとだろ!”と言いたくなるぐらい話を発散させる輩が
多い(俺もその一人になるときがある(^^ゞ).
だから渡辺パコがもてはやされるのだろうね.
それにしても,パコって....
投稿者 masakichi : 2004年10月04日 02:06
そうなのよ。
立場が違うから意見が180度違う人達が集まってて、そんな人達が電話会議で丁丁発止やりあいだすと何も進まない。しまいにゃ協力的なアメリカ人達も「日本はまとまりがない」と言いだす。
いろんな人達が勝手な事を言うのは仕方ないけど、現場としては会社が損をしない事を最優先するより、お客様が損をしないことを最優先してもらいたいんだよね。
そういえば、うちの社員がまとめあげた「テレコン英会話小冊子」というのがあるので、もしよければ読んでみてちょ。英語でのテレコンに限らず、参考になることが色々書いてある。
http://www-6.ibm.com/jp/ibm/cs/concepts/improve/pdf/tpdf.html
投稿者 ジョージ : 2004年10月04日 02:28



