Kamesan Daily

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2004年10月27日

明日ジャズ6:先輩を使おう

久しぶりの「明日ジャズ」です。
今回は、先輩ジャズマンをうまく使って自分のジャズを高めるヒントです。

明日のジャズマンのために その6:
 先輩を使おう

ジャズに関して、1年上の、2年上の先輩は多くのことを知っています。社会人からいきなりジャズをやるのはかなり辛いですが、もし大学のジャズ研という恵まれた環境にいるのであれば、先輩を有効活用しない手はありません。じゃんじゃん先輩に聞いちゃいましょう。思いつくだけでもこれだけ聞けることがあります。

おすすめCD

ジャズをはじめて最初の1年ぐらいは、殆どの人はCDを買い込みます。気に入った曲の名テイクや、気に入ったアーティストの名盤、バンドでやる事になって一曲聞いたらかっこよくて全部聞きたくなったCD等、誰しも平均で4枚ぐらいは買っているのでは。多い人だと1枚/月ペースで買ってます。そんな先輩からお勧めCDを教えてもらって、自分で買うか借りてMDにコピーするなりして、ひたすら聞き込んでみましょう。適当に選んだCDでなく、先輩のお墨付きCDなら必ずかっこいいポイントがあるはず。そのかっこよさをわかって、自分なりに噛み砕くことができれば演奏に活かせるようになります。

おすすめフレーズ

セッションの時に先輩がかっこいいフレーズをプレイしているのを聞いたことがありますか?なに、ない?それは先輩の問題として、もし誰か先輩がかっこいいフレーズを知っていそうだったら、一つか二つ聞いてみましょう。ブルースの最後の2-5-1、Fブルースで言えばGm-C7-Fの進行の部分で最も自分が好きなフレーズを弾く場合が多いので、そこに特に注目して「いいな!」というフレーズを聞いたら教えてもらいましょう。4人の先輩から2つずつフレーズを教えてもらえれば、一気に持ちフレーズが8つ。これだけでブルースを8コーラスできます。

おすすめ練習法

ジャズマンにとって成長のキーとなるのが、練習法。音楽学校に入っているわけではないので、ジャズという新しい言語、技法及び作法を身に付けるために、先輩はみな苦労しています。苦労している中で、一人ひとり自分なりの練習法を見つけて、日々実践して、少しずつ上手くなっているのですから、もし自分がどうやって練習していいのかわからなければガンガン聞くべし。たとえばピアノであれば、ハノン、コードの押さえ方、通常のスケールとビバップスケール、2-5-1の考え方、ブルースの歩き方、バッキングの手法等々、聞くべきところは沢山あります。練習法はみなまちまちですが、色々と聞いて自分の性格に一番あった練習をしていれば、必ず上手くなります。


ということで、今回もうだうだ書きましたがジャズ初心者の皆様にとって少しは参考になると嬉しいです。
明日のジャズマン達よ、大志を抱け。


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おまけ。今日のジャズピアニストお勧めCD:
 Miles Davis「Milestones」

 milestones.jpg
 Miles Davis/Milestonesshopcart.gif

 Miles Davis (tp)
 John Coltrane(ts)
 Julian "Cannonball" Adderley (as)
 Paul Chambers(b)
 "Philly" Joe Jones (ds)
 Red Garland (pf)

大学当時の僕のピアノの師匠であるKAZUこと横島和裕さんが、ライブの最後に毎回弾いていた曲が"Billy Boy" (クリックするとWindows Media PlayerでBilly Boy試聴)。一度聞いたら忘れないキャッチーなメロディと強烈にスイングしているレッド・ガーランドのアドリブが冴え渡るテイクが入ったこのCDは大学3年の時に買ったものの、誰かに貸したっきり帰ってきませんでした。これを読んで「あ、借りてたの僕です」と思った人いないですか?ショックでけぇ。

投稿者 g_nagata : 2004年10月27日 01:39