« 唄う女豹 峰村泉Jazz Live@東京倶楽部 | メイン | ほっこりランチ 人形町 よし梅 »
2005年06月08日
福田重男トリオ live at Body & Soul
ジャズピアノを始めて10年間、なぜか出会う機会がなかった超イカしたピアニスト、福田重男(pf)さん。
先月30日、雨が降りしきる中、ヴォーカリスト峰村泉に誘われて、嫁とともに南青山Body&Soulへ行きました。目的は、福田重男トリオLive。
以前、高田馬場のライブハウス「コットンクラブ」にてセッションに参加した時に初めて演奏を聴き、こんなかっこいいプレイができて、泥臭くてジャジーで黒人っぽい、日系ジャズピアノのメインストリームから大きく外れた人がいるんだと驚き、大好きになりました。峰村泉も同じく、かなりの福田さんラブっぷり。誘ってくれてありがとう。
8割がた埋まった客席。常連や福田さんのファンが固唾を呑み、バラードのイントロが始まると共に訪れる静けさ・・・と思いきや、奥の席で飲んでいたお客さんが「すいませーん、おひや、おひやちょうだい」とだみ声。マナーのない客は困るなと思っていたら、店員がすすっと客席に行き、何やら静かに諭している。「他のお客様にご迷惑になるので、ライブ中は静かにお願いします」というキホンのキを言ったのであろうか?客同士でお互いに「しーっ」のポーズをしあって、やっと静かになったのを見て、いいライブハウスだなと感心。
しっとりとしたバラードも、ファンキーなオリジナルも、お馴染みのジャズスタンダードも、全てが福田流のプレイ。どの曲をやっていても、聴いているとグイグイと引き込まれ、引っ張られ、抗うことのできない流れに飲み込まれてしまう。気付くと曲が終わって、ふーっと一息がつける。そんな感じ。
彼が自身のホームページ内で、特に追求しているポイントについてこんな事を書いています。
音楽にはいろんな要素があって、例えばテクニックを追求する人もいるし、あまり巧くはないけど味のある人もいるよね?僕が追求しているのは2拍4拍のポイントの位置っていうのかな、向こうのミュージシャンはポケットっていうんだけど、演奏している全員が吸い込まれて行くポイントっていうのがあるんだよ。で、そのポケットをいかにピシッとシャープに決めることができるか、いかにスイングするかっていうことを追求してきたワケなんだけど、ロンとかジョーはそういった意味では、完璧なミュージシャンなんだよね。で、その彼らと演ってみてピシッと決まったんで、そう思ったわけ。(Interview about Recording of INNER VIEWSより抜粋)
そう言われてみれば、「上手い」プレイヤーは沢山いるけど、グイグイひっぱられるようなリズム感、疾走感のある人は少ない。その点、彼のピアノは最初の4小節で彼のペースに飲み込まれてしまいます。
一度聴いたらもう虜。CD「Inner views」を現地購入し、サインをしてもらい、すっかりファンになった妻と記念フォト。
次回の南青山Body&Soulライブは6月27日。
興味のある方は早めにご予約を。
投稿者 g_nagata : 2005年06月08日 02:01
コメント
>2拍4拍のポイント
昔、音楽の授業で『強、弱、中強、弱』って教えられましたけれどこの『弱』の部分って重要ですよね。日本語で『弱』って書くと『音出すな』みたいに受け取ってしまいがちですけれど。
投稿者 yamamoto2000 : 2005年06月08日 08:01
yamamotoさん
ジャズの場合は、弱 中強 弱 強 でしょうか。2・4のアクセントを意識するだけでアドリブの活きが全然違ってきますよね。
と言いつつ、最近2・4をすっかり忘れていたような。反省。
投稿者 ジョージ : 2005年06月09日 02:26




