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2005年06月03日
いまどきのLinuxと僕
お台場ビッグサイトにて「Linux World Expo」というイベントの説明員をやっています。やっと休憩タイム。

展示会なので、色々なお客様がいらっしゃいます。真剣に展示に興味がある方、なんとなくぷらぷらと見てくる方、敵情視察な方、技術的な質問をちょっとだけ聞きたい方。商売敵に情報を与えるのを恐れ、去年までは相手の会社や所属を見ながら慎重に話をしていたのですが、今年はオープンに何でも話すようになりました。
商売敵だって、いいじゃない。もし、自分が提供した情報で相手がよりよい商品を出したとしたら、お客様は喜ぶもの。結果として、全体として市場が活性化するから。小さなパイを奪い合うよりは、まずはパイを大きくしないと。
だから、
お客様に背を向けない。
お客様の足元を見ない。
お客様を値踏みしない。
そういえば、婚約指輪を探していた社会人2年目、会社帰りにちょっと汚い靴を履いてカルティエに入ったら、びっくりするぐらいぞんざいな扱いを受けました。一方では、既存顧客に対してにこやかな接客をする店員。一方で、「てめぇに買える指輪はない」的な接客をする店員。3分で嫌な気持ちになって、はす向かいのヴァンドーム青山に逃げ込んだっけな。それ以来、ヴァンドームはファン。カルティエは高飛車な印象しかない。
僕は、どうなんだろう。
世間的に、弊社は「私達のような小さい会社は相手にしてくれないんだよね」的な印象をもたれていることもあり、僕もそんな高飛車な接客をしていたのかな、と反省。「このお客様は買ってくれない」「こいつは敵だ」「学生に話をしても無駄」などという考え方は排除して、誰に対しても平等に、オープンに、親切丁寧に話す。そういうポジティブマインドで説明員をやっていると、自然とお辞儀もするし、目が笑うし、お客様は話を聞いてくれる。
自分一人が変わるだけで、ビジネスの機会はどんどん広がる気がします。オープンになろうよ。
投稿者 g_nagata : 2005年06月03日 15:00
コメント
ジョージさん
「linux」だけに「オープン」になろうよ。ですね。
オープンな考え方、大賛成です。でもなかなか実践するのは難しいんですよね。
それをブログで実践されているジョージさんを私は尊敬します。
オープンになってこそ、ネットワークも広がるし、進歩もして行くのでしょうね。
私ももっとオープンになって行こうと思います。
投稿者 しょうじ : 2005年06月06日 17:15
カルティエをはじめとするブランドは、客の選別をすることによりブランドの格を保っているので、そういう部分で差別されるのは仕方ないと思います。
投稿者 通りすがりで申し訳ない : 2005年06月06日 20:30
しょうじさん、
IT業界の異端児であるLinuxを扱っている以上、既存の概念や今までの
商流だけではビジネスが成り立たないと考えています。更に言えば、Linuxに
限らずとも今のIT業界はパイのサイズが大きくなりようがないので、
その中で勝負をするなら常に新しい考え方は必要だと思っています。
通りすがり様、
おっしゃるとおりです。客が店を選ぶ権利があるように、
店が客を選ぶ権利はありますね。たまたま磨いていない靴で
入ってしまいましたが、たとえ新品の4万円の靴を履いていても
カルティエに相応しい風格はありませんでした。今でもないですが。
とはいえ、金がなくともサラ金から借りた金でカルティエの時計は
買われていますし、女子高生でもヴィトンやエルメスを持っているこの状況。
LVMH等のブランド会社が日本で「ブランドの格」を真剣に保つ努力を
しているかというと、疑問です。世界的には保たれていますが、
売上さえ上がればあまりブランドの格は気にしていないのでは。
投稿者 ジョージ : 2005年06月06日 22:51



