« 師匠の前でピアノを弾く -Benny Greenその1- | メイン | レイ・ブラウンに見守られて -Benny Greenその3- »
2006年02月19日
ライブ入場できず? -Benny Greenその2-
12年間愛し続けているピアニスト、ベニー・グリーンがサンディエゴにやってくる。

自分のインスピレーションにするため、彼と会う度ににサインを貰っていました。
このCDジャケットは、97年頃に五反田のかんぽホールでコンサートがあったときに楽屋に忍び込んだときのもの。自分も彼もペンを持っていなかったため、ガールフレンドからリップペンシルを借りて、くにゃくにゃなリップで書いてもらいました。彼のメッセージはいつも同じ、"Please keep playing"って。今は下手でも、弾き続けることが重要だというメッセージを投げかけてきます。
彼のライブを聴いたのは日本で3回、こちらで1回。昨年10月のコンサートは客席500人程のホールだったので、前日予約でも3人で入れました。しかし、今回は前回とは全く違う会場だということをギリギリのタイミングで知った自分。Athenaeumというその会場は古いヨーロッパ風の建築様式の図書館で、一角にスタインウェイのピアノが置いてあり、チェンバーミュージックや小さめのジャズコンサートにはぴったりのところなのです。
しかし、ぎゅうぎゅうに入っても80人という客席の少なさ。嫌な予感は当たり、チケット予約をしようとしたら満席&キャンセル待ちという悲しさ。うわぁ、あれだけ楽しみにしていたのに彼の演奏を聴けないのか!?
ライブ前々日、半ば絶望気味にベニーに「ライブ行きたかったんだけど、チケット取れなかったんです。頑張ってキャンセル待ち狙います」とメールを送ったら、「僕の招待枠があるかもしれないから、確保できるかやってみるよ。当日になったら、携帯XXX-XXX-XXXXまで電話してくれ!」と優しすぎる返信が。
当日午後、電話してみるが繋がらない。リハーサル中かな、と思い暫く電話を自粛する。ライブ開始まであと5時間、4時間、3時間・・・刻一刻と迫るスタート時刻、未だに入手していないチケット。
「すっげーいいライブあるから一緒に行こうよ」とサンディエゴの妹分Asakoを誘っていたのに、自分ひとりですらライブ会場に入れるかが判らない。あー情けない情けない。もっと早く予約しておけば・・・と悔やんでみてもしょうがない。
ライブ開始まで2時間を切ったところで、再び電話をしてみる。
ベニー、頼むから電話に出てくれ。
トゥルルルルルルルル・・・ トゥルルルルルルルル・・・ ピッ
"もしもし、ベニーですけど"
"あ、ベニー? 僕ですジョージで"
"ただいま電話に出られませんのでメッセージを入れて下さい ピーッ"
るるるるる留守電かっ
☆ まだ続く ☆
Benny Green - Homepage
お勧めの一枚 - Place to Be at Amazon.co.jp

多くのアルバムをピアノ・ベース・ドラムといういわゆる「ピアノトリオ」構成でやってきたベニーが、管楽器のアンサンブルを入れた明るく爽やかな雰囲気のアルバムに挑戦した一枚。最初聴いたときは「なんだこりゃ、ベニーぽっくない」と思ったものの、スルメさながら何度も聴くうちに味が出てきて超お気に入りに。ソロでやっているタイトル曲"The Place to Be"は朝の目覚ましにぴったりで、コーヒーとともにベッドサイドで聴きたいんですよ。
投稿者 g_nagata : 2006年02月19日 20:54



